うんこのふしぎ排便のだいじ

● うんこに関する本をもくじ・目次の一部を知る。

★ タイトル うんこのふしぎ排便のだいじ

・便はからだの便り自分のからだとの対話を

「生きるってなんだろう」を考える保険教育として最適な教材  
                     藤田紘一郎

 私は寄生虫がアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくなどのアレルギー性疾患を迎えるという研究をしてきました。しかし、アレルギー反応を抑えていたのは寄生虫だけではなかったのです。細菌やウイルスといった、微生物すべてがアレルギー反応を抑えていたのでした。

 この研究から、異物を排除した人間が、いかに新しい病気に弱いかを実感してきました。とくに、最近の日本人の徹底した「清潔志向」が、無菌無臭の環境を「善」とする社会的信仰となり、それがこどもたちの免疫力を奪っている事態を心配していました。

 子どもが丈夫に生きるには、まず「うんこ」などのきたないものへの嫌悪感を薄めることが大事だと思うようになりました。

 そんな時、この本を読んで、現代の医学が「うんこ」などの人間の体からでたものについて、ほとんど関心を示していないことに改めて気づいたのした。しかし、よく考えてみますと人が生きている」ことは、口から食物を入れて、肛門から「うんこ」を出すことです。「うんこ」や「排便」は生きるきほんであるのです。

 千葉先生は「生きている証拠『排泄』にもっと関心を」とは「一人ひとりがいのち・からだの主人公に」という項目を設けて、そのことを強調しています。

 現在、日本の男子小学校半分以上が「学校でうんこをしない」という調査結果があります。誰でもする「うんこ」が「いじめの対象」となっているのです。こんな国は世界中さがしてもないのです。

 千葉先生は「うんこと健康」の授業(一九七六年)に始まり、「オシッコと腎臓」「人間の脳」「息をするからだ」「アレルギーってなに」「かぜとたあかう体」「ケガがどうして治るの」「O-157とのたたかい」など、人間のからだと健康に関する教材の自主編成を二十数年にわたって積み重ねてこられたと聞いています。

 本書を読んでも、その経験が教材選びに生かされていること、そして授業の課程づくりに形として出ていることがわかります。こどもたちを常にリアルにとらえ、深い交流のなかで教材が生まれ、授業の内容がそれにそって作成されてきたことが十分感じとられるのです。

 「うんこ」は皆さんが思っているほど「きたないもの」として避けていたものは、意外にも私たちを守ってくれているものだったのです。

 私は、本書が「生きるってなんだろう」を考える保険教育として最適な教材を提供していると確信しています。
           (東京医科歯科大学教授)

★ タイトル うんこ のふしぎ排便のだいじ   定価1333円+税

・企画   :全国養護教諭サークル協議会
・著者   :千葉保夫
・発行所  :社団法人農山漁村文化協会
      〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

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theme : 医学・看介護書
genre : 本・雑誌

tag : うんこ 排便

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